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重曹・クエン酸・セスキの使い分け早見表、大掃除の洗剤選び

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年末の大掃除を前に、重曹・クエン酸・セスキ炭酸ソーダの袋を見比べて「結局どれをどこに使えばいいの?」と手が止まってしまう方は多いです。3つとも白い粉で見た目はよく似ていますが、得意な汚れははっきり分かれています。汚れの性質から選ぶ考え方と、場所ごとの使い方、混ぜてはいけない組み合わせを、メーカー公式の情報と国民生活センターの注意喚起をもとにまとめました。

明るいキッチンの作業台に並ぶ白い粉の入ったガラス瓶3つとスプレーボトル

この記事で比べる3商品

  1. 1レック 激落ちくん 重曹 1kg
  2. 2レック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kg
  3. 3レック 激落ちくん クエン酸 300g

選んだ基準:Amazonで購入でき、メーカー公式に仕様が載っている商品から、比べる軸ごとに性格の違うものを選んでいます。

先に結論:状況別のおすすめ

コンロや換気扇のベタベタした油汚れ、ドアノブの手アカを大掃除で一気に片付けたいなら、スプレー液がすぐ作れるレック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kgが候補になる。鍋のコゲや茶しぶをこすり落としたい、まずは家じゅうの軽い汚れに使える1袋がほしいなら、レック 激落ちくん 重曹 1kgが向いている。蛇口や鏡の白い水あか、電気ポット、トイレの黄ばみまで片付けるなら、レック 激落ちくん クエン酸 300gを組み合わせたい。キッチン用にセスキ、水まわり用にクエン酸の2つをそろえると、大掃除の汚れの多くに対応しやすい。

商品名のリンクを押すと、Amazonの商品ページが開きます。楽天市場の商品ページは、下の各商品の紹介と記事の最後にあります。

目次
  1. 先に答え:油・皮脂・コゲは重曹とセスキ、水あか・石けんカスはクエン酸
  2. 汚れは「酸性」と「アルカリ性」に分けると選びやすい
  3. 早見表:どの汚れに、どれを使うか
  4. 場所別の使い方
  5. 混ぜてはいけない組み合わせと、使えない素材
  6. 商品ごとの解説
  7. 大掃除の前に、最初にやること

先に答え:油・皮脂・コゲは重曹とセスキ、水あか・石けんカスはクエン酸

  • コンロや換気扇のベタベタ油、ドアノブの手アカ:セスキ炭酸ソーダ(重曹より強めのアルカリ性)
  • 鍋のコゲ、茶しぶ、軽い油汚れ:重曹(粉のままこすると研磨にもなる)
  • 蛇口や鏡の白い水あか、石けんカス、トイレの黄ばみ:クエン酸(酸性)

3つの中で、特に注意したいのはクエン酸だ。塩素系のカビ取り剤や漂白剤と一緒に使うと、有毒な塩素ガスが出る。お風呂の大掃除でカビ取り剤を使う日は、クエン酸を同じ場所で続けて使わないようにしたい。

ゴム手袋の手でステンレスの蛇口を布で拭く手元

汚れは「酸性」と「アルカリ性」に分けると選びやすい

汚れを落とす基本は、汚れと反対の性質の洗剤を使うことだ。レックは、キッチンの油汚れや家具・床の手アカ・足アカ汚れは酸性の汚れで、クエン酸は向いていないと案内している。反対に、水に含まれるミネラルが固まった白い水あかや、トイレの黄ばみ・アンモニア臭はアルカリ性の汚れで、酸性のクエン酸で中和して落とす。

3つの強さの目安は、第一石鹸の使い分けチャートでは、クエン酸がpH2.3(酸性)、重曹がpH8.4(弱アルカリ性)、セスキ炭酸ソーダがpH9.8(弱アルカリ性)とされている。同じ弱アルカリ性でも、セスキは重曹より数字が大きく、レックはセスキを「重曹では落ちにくかったべとべと汚れもすっきり落とす」強めのアルカリ性クリーナーと紹介している。

  • 酸性の汚れ(油・皮脂・手アカ・えり袖の汚れ)→ 重曹かセスキ
  • アルカリ性の汚れ(水あか・石けんカス・トイレの黄ばみ)→ クエン酸
  • こびりついたコゲや茶しぶ → 粒で研磨できる重曹

早見表:どの汚れに、どれを使うか

商品名液性得意な汚れ
レック
激落ちくん 重曹 1kg楽天 ¥401
弱アルカリ性コゲ・茶しぶ・軽い油汚れ・皮脂
レック
激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kg楽天 ¥668
弱アルカリ性(重曹より強め)ベトベト油汚れ・手アカ・えり袖の汚れ
レック
激落ちくん クエン酸 300g楽天 ¥400
酸性水あか・石けんカス・トイレの黄ばみ

価格は楽天市場の価格(2026年11月2日時点)です。価格は変わることがあるので、購入前に商品ページでご確認ください。

※液性と使えない物は、レック公式の各商品ページ(2026年11月2日確認)。使えない物はほかにもあるので、全部は袋の表示で確かめてほしい。

迷った時は、汚れの見た目で考えると分かりやすい。触るとベタつく・黄色っぽい汚れなら重曹かセスキ、乾くと白く浮き出てくるザラザラした汚れならクエン酸が候補になる。

場所別の使い方

キッチンのコンロ・換気扇・電子レンジは、セスキ水をスプレーして拭き取る。レックの商品説明では、スプレー液は水500mlに本品5g(小さじ1)を溶かして作る。油が固まっている所は、セスキ水を含ませたキッチンペーパーを貼ってしばらく置いてから拭く方法を、第一石鹸が案内している。仕上げに水拭きしておくと、成分が残りにくい。

鍋のコゲや湯のみの茶しぶは重曹の出番だ。レックは、粉のままぬれたスポンジにふりかけてこする使い方と、水を少しずつ加えて耳たぶの硬さに練ったペーストで落とす使い方を案内している。ただし、アルミの鍋には重曹もセスキも使わない(変色するおそれがある)。

浴室・洗面所の蛇口や鏡の水あかはクエン酸を使う。クエン酸水は、第一石鹸の案内では水200mlにクエン酸小さじ1が目安だ。スプレーしてしばらく置き、スポンジでこすってから水でよく洗い流す。浴槽や洗面器についた皮脂汚れは酸性の汚れなので、こちらは重曹が合う。くもり止めなどの加工がされた鏡は、鏡の取扱説明書で使える洗剤を先に確かめたい。

トイレの黄ばみやアンモニア臭はアルカリ性の汚れなので、クエン酸で中和する。便器の床や壁にクエン酸水をスプレーし、そのあと水拭きをする。

電気ポットの白い水あかもクエン酸で落とせる。第一石鹸は、満水のポットに大さじ約4杯のクエン酸を入れてお湯を沸かし、1時間ほど保温してから捨ててすすぐ方法を案内している。クエン酸洗浄の機能がついたポットは、ポットの説明書に従う。

リビングのドアノブ・照明のスイッチの手アカは、セスキ水を布に含ませて拭き、仕上げに水拭きする。スイッチまわりは、スプレーを直接吹きかけずに布へ含ませるのが安心だ。

混ぜてはいけない組み合わせと、使えない素材

クエン酸と塩素系の洗剤は、絶対に一緒に使わない。 国民生活センターは2026年3月、塩素系洗浄剤を酸性の洗浄剤などと一緒に使うと有害な塩素ガスが発生するとして注意を呼びかけた。テストでは、スプレータイプの塩素系洗浄剤と酸性洗浄剤を浴室内で一緒に使うと、数分後には浴室内の塩素ガス濃度が16ppmを超えた。相談の中には、風呂掃除中に塩素系洗浄剤とクエン酸を含む製品を同時に使い、喉や頭が痛くなった例もある。

国民生活センターは、塩素系洗浄剤は単独で使い、使ったあとは少なくともバケツ1杯分程度の水を流して、ほかの商品を続けて使うのは避けるよう案内している。排水口の奥(排水トラップ)には、前に使った洗浄剤が残っていることがあるからだ。大掃除では「カビ取り剤の日」と「クエン酸の日」を分けると、うっかり重ねずに済む。

重曹・セスキとクエン酸を混ぜても、洗浄力は上がらない。 第一石鹸は、クエン酸に重曹やセスキを混ぜて水を加えると泡が出るものの、泡自体にこびりついた汚れを落とす力はなく、お互いの洗浄効果を打ち消し合うので、それぞれ単独で使うよう案内している。

使えない素材も確かめておく。

  • アルミ・銅・真鍮:重曹・セスキ・クエン酸の3つとも、レックの「使えないもの」に入っている。LIXILは、重曹をアルミ製品に使うと表面が黒ずむと説明している
  • 大理石・コンクリート・モルタル・鉄:クエン酸の「使えないもの」。LIXILは、クエン酸を大理石に使うと面がくもり、ツヤがなくなるとしている
  • 漆器・ニス塗りの物・表面加工された家具・自動車の塗装面:3つとも使えない
  • ステンレスを粉の重曹で強くこする:LIXILは、パウダー状の重曹でこすりキズがつくおそれがあるとしている

商品ごとの解説

1

レック 激落ちくん 重曹 1kg

レック 激落ちくん 重曹 1kg

レック 激落ちくん 重曹 1kgは、主成分が炭酸水素ナトリウムの粉末クリーナーだ。メーカー公式の情報では、液性は弱アルカリ性で、ざらざらした粒の研磨作用とアルカリの力で、油汚れやコゲ汚れを落とすとされている。用途は、湯のみの茶しぶやコップのくもり取り、鍋のコゲ落とし、換気扇やレンジの油汚れ、冷蔵庫やシンクまわりの拭き掃除、浴室小物の汚れ落とし、下駄箱の消臭など。

1kgの大容量で、袋はファスナー付き。本体サイズは約180×80×230mm、日本製だ。粉のまま・ペースト・水に溶かす(水1Lに40〜50g)の3通りで使えるので、コゲをこすり落としたい人や、家じゅうの軽い汚れにまず1袋そろえたい人に向く。

2

レック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kg

レック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kg

レック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kgは、強めのアルカリ性で、キッチンまわりのベトベト油汚れから衣類の部分洗いまで使える粉末クリーナーだ。メーカー公式の情報では、液性は弱アルカリ性で、水に溶けやすいのでスプレー液を簡単に作れるとされている。用途は、レンジまわりやグリル・換気扇・シンクまわりの油汚れ、電子レンジや冷蔵庫の汚れ、ドアノブやスイッチまわりの手アカ、えり・そでの部分汚れなど。

スプレー液は水500mlに本品5g(小さじ1)で作れ、レックの商品説明では1袋で500mlのスプレーボトル約200本分になる。袋はファスナー付きで、日本製。コンロや換気扇の油汚れをまとめて片付けたい人、手アカの拭き掃除を家じゅうでしたい人に合う。

3

レック 激落ちくん クエン酸 300g

レック 激落ちくん クエン酸 300g

レック 激落ちくん クエン酸 300gは、酸の力で「アルカリ性」の汚れを落とす粉末クリーナーだ。メーカー公式の情報では、液性は酸性で、シンクや洗面所、浴室の水アカ汚れのそうじにすすめられている。用途は、食洗機内や電気ポット内の洗浄、シンク・浴室まわりや浴室小物の水アカ・石けんカス、トイレの黄ばみ落としとアンモニア臭の消臭など。

内容量は300gで、袋はファスナー付き。塩素系の製品(洗浄剤・漂白剤など)と一緒に使うと有毒な塩素ガスが出るため、絶対に一緒に使わないよう、メーカーが明記している。蛇口や鏡の白い水あか、電気ポットの中の汚れ、トイレのニオイを片付けたい人に向く。

大掃除の前に、最初にやること

  • 掃除する場所ごとに、汚れが「ベタベタ(酸性)」か「白いザラザラ(アルカリ性)」かを見ておく
  • アルミ・大理石・白木など、使えない素材がないかを袋の表示で確かめる
  • カビ取り剤(塩素系)を使う日と、クエン酸を使う日を分けて予定を立てる
  • ゴム手袋を用意し、作ったスプレー液はその日のうちに使い切る分だけ作る

※商品の情報は調査時点(2026年11月2日)のメーカー公式の情報で、汚れの落ち方を保証するものではない。価格と在庫は、それぞれの商品ページで確かめてほしい。

参考にした資料:国民生活センター「住宅用塩素系洗浄剤の使い方-まぜるな危険!浴室などで事故が発生しています-」(2026年3月18日) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260318_1.html 、レック「激落ちくん重曹1kg」 https://naturalcleaning.gekiochikun.jp/lineup/jusou/jusou-powder1000g/ 、レック「激落ちくんセスキ炭酸ソーダ1kg」 https://naturalcleaning.gekiochikun.jp/lineup/sesuki/sesuki-powder1000g/ 、レック「激落ちくんクエン酸300g」 https://naturalcleaning.gekiochikun.jp/lineup/kuensan/kuensan-powder300g/ 、レック「セスキ炭酸ソーダ」 https://naturalcleaning.gekiochikun.jp/lineup/sesuki/ 、レック公式オンラインショップ「クリーナーのひみつ_クエン酸」 https://www.lec-online.com/f/quen 、第一石鹸「重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・過炭酸ナトリウムの使い方36」 https://daiichisekken.co.jp/howto/nc/ 、LIXILオーナーズクラブ「洗剤のきほん」 https://owners.lixil.co.jp/housecaring/dailycleaning/senzai (いずれも2026年11月2日確認)。スプレー液・水溶液の分量と袋1つ分の本数は、Amazonの各商品ページに載っているレックの商品説明による。

迷ったら、合いそうな1台の商品ページで確かめましょう

上の「先に結論」で自分の状況に近いものを選び、商品ページでサイズ・対応する条件・付属品を確かめてから決めると、届いてからの「思っていたのと違う」を減らせます。価格と在庫は、それぞれの商品ページに出ています。

  1. 1レック 激落ちくん 重曹 1kg

  2. 2レック 激落ちくん セスキ炭酸ソーダ 1kg

  3. 3レック 激落ちくん クエン酸 300g

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