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冬の結露を減らす窓断熱シート4種を比較、ガラスの種類と貼り方で選ぶ
公開 2026.10.19 情報の確認日 2026.10.02 文・調査 Tacochang
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朝起きたら窓がびっしょり濡れていて、拭くのが毎日の仕事になっている人は多いです。結露を少しでも減らしたい、でも窓を割ったり、賃貸で跡を残したりするのは避けたい。そんな人が、ガラスの種類と貼り方から自分の窓に合う1枚を選べるようにまとめました。
この記事で比べる4商品
- 1ニトムズ 窓ガラス断熱シート クリア水貼り E1540
- 2ニトムズ 窓ガラス断熱シート キューブタイプ E1176
- 3ニトムズ 窓ガラス断熱シート Wフォーム 水貼り HH0013
- 4ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム E0590
選んだ基準:Amazonで購入でき、メーカー公式に仕様が載っている商品から、比べる軸ごとに性格の違うものを選んでいます。
先に結論:状況別のおすすめ
まず1枚、透明な水貼りシートから試したいならニトムズ クリア水貼り E1540が基本の候補になる。貼ったシートを目立たせたくないなら、表面がキューブ状のニトムズ キューブタイプ E1176が向いている。窓際の冷え込みが強い部屋や、凹凸ガラスの窓があるなら、空気層が厚くて透明シールが付くニトムズ Wフォーム HH0013を検討したい。網入りガラスの窓や二重窓には、水貼りシートではなくニトムズ 透明断熱フィルム E0590が選択肢になる。
商品名のリンクを押すと、Amazonの商品ページが開きます。楽天市場の商品ページは、下の各商品の紹介と記事の最後にあります。
目次
こんな場面で困っていないか
冬の朝、カーテンを開けると窓ガラスに水滴がびっしりついていた。サッシの下にたまった水をタオルで拭き、カーテンの裾も湿っている。放っておくとカビが気になるので、毎朝のように拭く。結露は、暖かい室内の空気が冷えた窓ガラスに触れて水滴になる現象で、窓の表面温度が下がるほど出やすい。
そこで候補になるのが、窓ガラスに貼る断熱シートだ。ガラスと部屋のあいだに空気の層をつくって、冷たさが室内側に伝わりにくくする。ただし、断熱シートは「どの窓にも貼ってよい」ものではない。ガラスの種類によっては、貼ると割れるおそれがあると、メーカーが案内している。この記事では、ニトムズ公式サイトの製品ページと貼り方の案内に書かれていることだけをもとに、貼り方と対応する窓が違う4種を比べる。
この記事で比べる範囲と、ほかのタイプが合う人
今回の4種は、窓ガラスの室内側に貼るシート・フィルムだ。結露した水を吸い取るテープやパネル、サッシ枠に貼る断熱テープ、カーテンの内側に付けるライナーは対象に入れていない。窓の下にたまる水を受けたいだけなら、結露吸水タイプのほうが合う。
また、窓の外側に貼りたい人は、この記事の商品は合わない。ニトムズの案内では、室内側のガラスに貼るよう書かれている。天窓のように垂直でない窓も、水貼りタイプは使えないとされている。
選ぶときに見るべき基準
1. 自分の窓のガラスの種類。 いちばん先に見たい基準だ。メーカーの貼り方ページでは、水貼りの断熱シートは透明板ガラス、くもりガラス、複層ガラス(ペアガラス)に貼れる一方、熱線反射ガラス、熱線吸収ガラス(Low-Eガラス)、網入りガラス、真空二重ガラスなどは「割れるおそれがある」ため貼れないとされている。見分けがつかないときは、窓ガラスのメーカーに確認するよう案内されている。
2. ガラスの表面。 表面がでこぼこした型板ガラスなどの凹凸ガラスには、水貼りができない。両面テープを使えば貼れるが、はがすときにのりが残るおそれがあると書かれている。
3. 貼り方とはがしやすさ。 水で貼るタイプは粘着剤を使わないので、シーズンが終わったらめくってはがせるとメーカーは案内している。賃貸で跡を残したくない人は、ここを見たい。
4. 見た目と明るさ。 透明に近いほど、外の景色や部屋の明るさへの影響は小さい。表面に模様があるものは、シートが貼ってあることが目立ちにくいとされている。
この記事で商品を選んだ基準。 Amazonと楽天市場の両方で買えて、メーカー(ニトムズ)の公式製品ページで品番・サイズ・貼り方・結露に関する記載が確認できるものから、「透明な水貼り」「模様で目立ちにくい水貼り」「空気層が厚い水貼り」「網入りガラスにも対応するフィルム」と、窓の条件に合わせて役割の違う4種を選んだ。順位はつけていない。
比較表
| 商品名 | 種類 | 貼り方 |
|---|---|---|
ニトムズ E1540楽天 ¥1,850 | クリア(ストライプ入りの透明シート) | 水貼り |
ニトムズ E1176 | キューブ(表面がキューブ状) | 水貼り |
ニトムズ HH0013 | Wフォーム(空気層が厚い) | 水貼り+付属の透明シール |
ニトムズ E0590 | 透明断熱フィルム(簡易の二重窓) | 両面テープで窓枠に貼る |
価格は楽天市場の価格(2026年11月2日時点)です。価格は変わることがあるので、購入前に商品ページでご確認ください。
※仕様は販売店や時期によって変わる可能性がある。購入前に販売ページとメーカー公式サイトで最新の内容を確認してほしい。
商品ごとの解説
ニトムズ 窓ガラス断熱シート クリア水貼り E1540
ニトムズ 窓ガラス断熱シート クリア水貼り E1540は、水で貼る透明タイプの基本の1枚だ。メーカー公式の製品ページでは、サイズは約2mm×90cm×1.8m、材質は特殊ポリエチレンで、窓ガラスとお部屋のあいだに空気の層をつくって熱の移動を防ぐとされている。ページには「結露を抑制。暖房効率アップ」とあり、水貼りタイプで「きれいに貼れて、きれいにはがせます」と書かれている。貼り方の案内では、クリアシリーズは断熱効果を高めるため、ストライプ模様を横向きにして貼るとされている。
まず1枚だけ試してみたい人や、賃貸で跡を残したくない人に向いている。長い窓には、同じシリーズに長さ2.3mの長尺(E1550)、2枚入りの徳用(E1541)もある。ただし、公式の製品ページには対応ガラスの記載がないため、貼る前に前の章の「ガラスの種類」を必ず確かめたい。
ニトムズ 窓ガラス断熱シート キューブタイプ E1176
ニトムズ 窓ガラス断熱シート キューブタイプ E1176は、表面がキューブ状の凹凸になっていて、デザインガラスのように見えるタイプだ。メーカー公式の製品ページでは、サイズは約2mm×90cm×1.8m、材質はポリエチレンで、三層シートの空気層で暖房効率を高め、結露の抑制効果があるとされている。「透明度が高く、室内が暗くなりにくい」とも書かれていて、粘着剤を使わないため、シーズン終了後にきれいにはがせるという。
シートが貼ってあることを目立たせたくない人に向いている。2枚入りのE1177もある。
ニトムズ 窓ガラス断熱シート Wフォーム 水貼り HH0013
ニトムズ 窓ガラス断熱シート Wフォーム 水貼り HH0013は、空気層を2層にして厚みを約5mmにしたタイプだ。メーカー公式の製品ページでは、サイズは約5mm×90cm×1.8m、材質はポリエチレンで、従来品のフォーム(E1531)に比べて断熱性能が約1.6倍とされている。結露については「抑制効果も発揮」と書かれている。水で貼るのでシーズン終了後ものり残りなくはがせて、付属の両面透明粘着シールを使えば、凹凸ガラスにも貼れる。
窓際の冷え込みが強い部屋で、少しでも断熱を厚くしたい人や、凹凸ガラスの窓がある人に向いている。一方で、公式の製品ページには、貼れないガラスや透明度の説明がない。商品ページの写真と、パッケージの対応表で確かめてから選びたい。
ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム E0590
ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム E0590は、他の3種と考え方が違う。シートをガラスに直接貼るのではなく、フィルムを窓枠に両面テープで貼って、ガラスとのあいだに空気層をつくり、簡易の二重窓にする。メーカー公式の製品ページでは、サイズは幅90cm×長さ1.8m、対応ガラスは「二重窓・網入りガラス」で、透明度が高く、従来品では取り付けできなかった窓にも対応するとされている。付属のシリカゲルが内部の空気を乾燥させて、結露を抑えるという。
水貼りシートを貼れない網入りガラスの窓がある人にとって、候補になる選択肢だ。反対に、サッシ枠に両面テープとマスキングテープを貼る余白(約3cm)がない窓、水がかかって乾きにくい場所、表面がざらざらした塗装面や凹凸のあるサッシには貼れないとされている。貼る場所を先に測っておきたい。
貼る前に確かめたい、ガラスの種類と見分け方
水貼りの断熱シート(E1540・E1176・HH0013)について、メーカーの貼り方の案内を整理すると次のとおり。
| ガラスの種類 | 水貼りの断熱シート |
|---|---|
| 透明な板ガラス、くもりガラス、複層ガラス | 貼れる |
| 凹凸ガラス(型板ガラスなど) | 水貼りはできない。両面テープを使えば貼れるが、はがすときにのりが残るおそれ |
| 熱線反射ガラス、熱線吸収ガラス(Low-Eガラス)、網入りガラス、真空二重ガラス | 割れるおそれがあるため貼れない |
| アクリル板、飛散防止フィルムを貼ったガラス、断熱スプレーなどの特殊処理をしたガラス | 貼りつかない |
| ヒビなどの破損があるガラス | 危険なので貼れない |
※「熱割れ」とは、ガラスの一部だけが温まったり冷えたりして温度差が生じ、ガラスが割れる現象のこと。メーカーの案内では、窓ガラスの種類が分からないときは、窓ガラスのメーカーに確認するとされている。
網入りガラスの窓を持つ人は、水貼りシートではなく、「網入りガラス対応」と書かれたE0590のようなフィルムを選ぶ。判断がつかない場合は、貼る前に管理会社や窓ガラスのメーカーへ確認するのがいちばん確実だ。
気をつけたい点と、備えるためにできること
シートで結露がなくなるとは限らない。 メーカーの表現は「結露を抑制」「結露の抑制効果」で、ゼロになるとは書かれていない。窓の状態や部屋の湿度で変わるので、貼る前に、加湿器の使い方や換気の頻度もあわせて見直しておくと備えになる。
ガラスの種類で、向く商品がはっきり分かれる。 上の表で自分の窓を確かめ、不明なら窓ガラスのメーカーに聞く。ここを確かめれば、割れる心配を避けて選べる。
水貼りは、水が乾くまで密着しない。 浮きやはがれが出たら貼り直すとされている。貼る日は、窓まわりに古紙を敷いて、霧吹きとタオルを手元に用意しておくと慌てない。
サイズが合わないときはカットして使う。 4種とも幅90cm×長さ1.8mが基本で、窓より大きければ切って使う。窓の寸法を先に測り、少し余裕のある長さのものを選ぶと失敗しにくい。
買ったあと、最初にやること
届いたら、窓ガラスの種類を、もう一度パッケージの対応表と照らし合わせてから開封する。次に、ガラスの縦と横を測り、シートを切る長さを決める。
- 室内側のガラスのほこりと油分、水分をふき取る(化学雑巾は使わない)
- 水貼りは、ガラスに水がたれるくらいたっぷり霧吹きしてから貼る
- 手のひらで軽く押さえながら貼り、浮きが出たら貼り直す
- E0590は、サッシ枠に両面テープとマスキングテープを貼る余白(約3cm)があるかを先に確かめる
※仕様は販売店や時期によって変わる可能性がある。ここに書いた内容は調査時点(2026年10月19日)のメーカー公式サイトの情報で、結露がなくなることや、お使いの窓に必ず合うことを保証するものではない。
迷ったら、合いそうな1台の商品ページで確かめましょう
上の「先に結論」で自分の状況に近いものを選び、商品ページでサイズ・対応する条件・付属品を確かめてから決めると、届いてからの「思っていたのと違う」を減らせます。価格と在庫は、それぞれの商品ページに出ています。


