季節家電
電気毛布・足元ヒーター・ホットカーペット、電気代が安いのはどれ?一人暮らしの冬の使い分け
公開 2026.10.25 情報の確認日 2026.10.02 文・調査 Tacochang
Amazonのアソシエイトとして、暮らしノートは適格販売により収入を得ています。本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。
冬の電気代の請求を見て、「暖房をつけるのが少し怖い」と感じるのは自然なことです。体の近くだけを温める電気毛布・足元のパネルヒーター・ホットカーペットは、どれも部屋全体を暖めるより電気を使いにくい道具です。メーカーが公式に示している1時間の電気代を同じ物差しで並べ、場面ごとの使い分けをまとめました。
この記事で紹介する3商品
選んだ基準:当サイトの比較記事で、メーカー公式の仕様を確かめた商品の中から、この記事の場面に合うものを選んでいます。
先に結論:状況別のおすすめ
寝る時の冷えをいちばん小さい電気代で和らげたいなら、しき毛布の椙山紡織 NA-023Sが候補になる。在宅ワークで足先が冷え、部屋の暖房の温度は上げたくないなら、120Wで持ち運べるアイリスオーヤマのぐるポカ APH-R12B-LHが向いている。ソファや机の前の床で過ごす時間が長いなら、1畳の山善のSUT-102から考えたい。ほかの商品とも比べたい人は、それぞれの比較記事を見てほしい。
商品名のリンクを押すと、Amazonの商品ページが開きます。楽天市場の商品ページは、下の各商品の紹介と記事の最後にあります。
目次
先に答え:1時間の電気代は、電気毛布がいちばん小さい
当サイトで比べた商品のメーカー公式の数字で並べると、1時間あたりの電気代はおおよそ次の順になる。
| 種類 | 例にした商品 | 消費電力(定格) | メーカー表示の1時間の電気代 |
|---|---|---|---|
| 電気毛布(しき毛布) | 椙山紡織 NA-023S | 55W | 強 約1.0円・中 約0.6円・弱 約0.1円 |
| 足元パネルヒーター | アイリスオーヤマ ぐるポカ APH-R12B-LH | 120W | 弱 2.1円 |
| ホットカーペット(1畳) | 山善 SUT-102 | 160W | 目盛3 3.1円・目盛5 3.7円 |
※いずれも1kWhあたり31円で計算した、メーカー公式の表示。仕様は当サイトの比較記事で2026年10月2日に確かめたもので、販売店や時期によって変わる可能性がある。
同じ「暖房」でも、温める面積が小さいほど電気は少なくて済む。布団の中だけを温める電気毛布がいちばん小さく、足のまわりを囲むパネルヒーター、床の一畳分を温めるホットカーペットの順に大きくなる。
電気代の計算のしかた
電気代は次の式で計算できる。
電気代(円)=消費電力量(Wh)÷1000×使った時間(時間)×電力料金の単価(円/kWh)
単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)が定めている「電力料金の目安単価」を使う。家電公取協のよくある質問によると、今の目安単価は令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込)だ。カタログや公式サイトの「1時間あたり約〇円」は、多くがこの単価で計算されている。
実際の単価は、契約している電力会社や料金プランで違う。自分の単価が分かれば、上の式の31を置き換えるだけで計算し直せる。
1か月に使うと、どのくらいになるか
使う時間は暮らし方で大きく変わる。ここでは「電気毛布は寝る時に毎晩8時間×30日(240時間)」「足元ヒーターは在宅ワークで1日8時間×20日(160時間)」「ホットカーペットは夜に1日5時間×30日(150時間)」と仮に決めて、メーカー表示の1時間の電気代を掛けた。
| 種類 | 設定 | 1時間 | 1か月の計算 |
|---|---|---|---|
| 電気毛布 NA-023S | 弱 | 約0.1円 | 0.1×240=約24円 |
| 電気毛布 NA-023S | 中 | 約0.6円 | 0.6×240=約144円 |
| 足元ヒーター ぐるポカ | 弱 | 2.1円 | 2.1×160=約336円 |
| ホットカーペット SUT-102 | 目盛3 | 3.1円 | 3.1×150=約465円 |
※使う時間は計算のための仮の数字。室温・設定・布団や床の状態で実際の電気代は変わる。
場面で選ぶ:寝る時・机に向かう時・床でくつろぐ時
電気代の安さだけで選ぶと、使いたい場面に合わないことがある。3つの道具は「どこを温めるか」がまったく違う。
- 寝る時の冷えがつらい → 電気毛布。寝る前に強で温めて、寝る時は弱に下げると電気代を小さくできる
- 在宅ワークで足先だけ冷える → 足元パネルヒーター。机の下で足を囲むので、部屋の暖房の設定温度を上げずに済む
- 床に座ってくつろぐ時間が長い → ホットカーペット。座る範囲を覆える、いちばん小さいサイズを選ぶと電気代も抑えやすい
どれも部屋の空気を暖める道具ではないので、部屋そのものが寒い時は、エアコンなどと組み合わせて使う前提で考えたい。
気をつけたい点と、備えるためにできること
低温やけどに気をつける。 体温より少し高いくらいの温度でも、同じ場所を長く温め続けると低温やけどになるおそれがある、とメーカー各社は注意している。電気毛布は寝る時に弱へ下げる、ヒーターやカーペットで眠り込みそうな時は先にスイッチを切る、といった使い方を習慣にしたい。
切り忘れを防ぐ。 自動で切れるタイマーがあるかどうかは機種で違う。比較記事では、各商品の切り忘れ防止の仕組みもまとめている。
電気代の数字は目安として見る。 メーカーごとに測る条件(室温やカバーの有無)が違うため、上の表は「どのくらいの差があるか」をつかむために使いたい。
紹介した商品
椙山紡織 NA-023S
椙山紡織 NA-023Sは、敷き布団の上に敷いて使うしき毛布だ。メーカー公式の仕様では、大きさは約140×80cm、消費電力55W、1時間の電気代は強約1.0円・中約0.6円・弱約0.1円。丸洗いできる電気毛布で、洗い方や、かけしき毛布との違いは洗える電気毛布4枚の比較で詳しくまとめている。
アイリスオーヤマ ぐるポカ APH-R12B-LH
アイリスオーヤマ ぐるポカ APH-R12B-LHは、細長いパネルを「開く・閉じる・包み込む」の3通りで使える足元ヒーターだ。メーカー公式の仕様では、定格消費電力120W、重さ860g、弱で1時間2.1円。自動OFFタイマーと転倒検知センサーを備える。ほかの3台との違いは足元パネルヒーター4台の比較にある。
山善 SUT-102
山善 SUT-102は、85×170cmの1畳サイズのホットカーペットだ。山善の公式通販の仕様では、消費電力160W、電気代の目安は目盛3で1時間3.1円・目盛5で3.7円。1.5畳・2畳との違いと、サイズの決め方は一人暮らしのホットカーペットは何畳?でまとめている。
今日からできること
- 電気料金の明細で、自分の契約の1kWhあたりの単価を確かめる
- 冬にいちばん寒いと感じる場面(寝る時・机・床)を1つ決める
- その場面に合う道具の比較記事で、消費電力と切り忘れ防止の仕組みを見比べる
※ここに書いた内容は調査時点(電力料金の目安単価は2026年10月25日、商品の仕様は2026年10月2日)の情報で、暖まり方や電気代を保証するものではない。
参考にした資料:全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問」Q7(電力料金の目安単価) https://www.eftc.or.jp/qa/ (2026年10月25日確認)。商品の仕様は、各比較記事に載せたメーカー公式の情報(2026年10月2日確認)。
迷ったら、合いそうな1台の商品ページで確かめましょう
上の「先に結論」で自分の状況に近いものを選び、商品ページでサイズ・対応する条件・付属品を確かめてから決めると、届いてからの「思っていたのと違う」を減らせます。価格と在庫は、それぞれの商品ページに出ています。


