窓辺の机の上のノートPCとノート

オンライン会議中の打鍵音が気になる人向け、静音キーボード4製品を比較

Amazonのアソシエイトとして、暮らしノートは適格販売により収入を得ています。本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

こんな場面で困っていないか

在宅勤務中のオンライン会議、マイクをオンにしたままメモを取っていたら「今、何か音がしていましたか」と聞かれてしまった。あるいは家族が寝静まった後に仕事を片付けようとしたら、キーボードの打鍵音が思いのほか響いて気を使う。ゲーミング向けの派手な機械式キーボードは打鍵感がいい反面、音が大きいものも多く、オフィスや自宅の在宅ワーク環境には向いていないことがある。ワンルームで家族や同居人と生活時間帯がずれている場合や、集合住宅で壁や床の防音性に不安がある場合も、キーボードの音は思っている以上に気になるものだ。

「静音キーボード」で検索すると多くの製品がヒットするが、実際にどれくらい静かなのか、通話やオンライン会議で本当に気にならないレベルなのかは、カタログスペックだけでは分かりにくい。「静音」という表記自体はメーカーによって基準が違い、実際に使った人の感想を確認しないと自分の使用環境に合うかどうか判断しづらいところもある。今回はメーカーの公式情報と、確認できた範囲のレビューをもとに、在宅勤務でのオンライン会議・電話対応が多い人向けに静音キーボードを4つ比較する。K380sとMX Mechanical Miniは、レビューの中身を確認できていない。

木のリストレスト付きの黒いキーボード

この記事が向いていない人

ゲーミング用途で高速な反応や独特のクリック感を求めている人には、この記事で紹介する静音寄りのキーボードは物足りなく感じる可能性がある。静音寄りのキーボードは、機械式の強いクリック感とは打鍵感が異なることが多いためだ。また、日本語配列とは異なる特殊なキー配置に抵抗がある人は、後述するコンパクトタイプ(K380s・MX Mechanical Mini)は、キー配列や間隔に慣れが必要になる点に注意してほしい。

選ぶときに見るべき基準

打鍵方式による静音性の違い。薄型のパンタグラフ式・シザー式(ノートPCに近い構造)は比較的静かとされ、メカニカル式は軸の種類によって音の大きさが大きく変わる。同じメカニカルでも、メーカーが「静かなタクタイル」のように静音寄りをうたう軸や、薄型(ロープロファイル)のキーを採用したモデルがある。

通話・オンライン会議での聞こえ方。自分の耳で聞く音の大きさと、マイク越しに相手に聞こえる音の大きさは必ずしも一致しない。実際にオンライン会議で使った人のレビューがあるかどうかは、判断材料として参考になる。

接続方式と複数デバイスの切り替え。テレワークでは仕事用PCとプライベート用のタブレットを行き来する場面もあるため、Bluetoothでの複数デバイス切り替えに対応しているかも見ておきたい基準だ。

キーピッチとキー配列。コンパクトなキーボードほど持ち運びや省スペース性は上がるが、キーの間隔や配列が標準的なフルサイズキーボードと異なることがある。長時間の文字入力が多い人は、この点も静音性と同じくらい重視したほうがいい。

比較表

商品名 方式 特徴
ロジクール K295 サイレント メンブレン(SilentTouch) 独自技術でノイズを90%以上軽減とされる、テンキー付きフルサイズ
ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380s 薄型(パンタグラフ) テンキーレスの薄型、カチッという音のない丸みのある薄型キーとされる、3台までデバイス切り替え可能
ロジクール MX MECHANICAL MINI(茶軸 タクタイルクワイエット) 薄型メカニカル(静かなタクタイル) テンキーレス、薄型メカニカルスイッチ、3台までデバイス切り替え可能、USB-C充電式
ロジクール MX Keys S 薄型(パーフェクトストロークキー) 薄型・充電式、Easy-Switchで複数デバイス切り替え

※価格・仕様は変更される可能性がある。購入前に販売ページで最新の情報を確認してほしい。

商品ごとの解説

ロジクール K295サイレントは、「SilentTouch」という独自技術でノイズを90%以上軽減しているとされるモデルだ。キー方式はメンブレンで、テンキー付きのフルサイズになる。レビューでは静音性に触れる声が見られた。浅い打鍵感・深い打鍵感のどちらに慣れている人にも打ちやすいという声がある一方、キーの重さや素材感が気になるという細かい不満も見られた。まず公式に静音技術をうたうモデルを試したい人に向いている。

Amazonで見る

ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380sは、テンキーレスのコンパクト設計で、Easy-Switchボタンにより3台までのデバイスを切り替えて使えるモデルだ。メーカーは、カチッという音のない丸みのある静かな薄型キーで、ノートパソコンのようなタイピングになると説明している。方式はパンタグラフで、キーピッチは18mm、キーストロークは1.5mm、重さは電池を含めて415g、電池は単四形2本で最長36か月とされている(メーカー発表による。使用状況で変わる)。キーが浅く、配列もコンパクトなため、フルサイズのキーボードから乗り換えると、キーの位置や間隔に慣れる時間が必要になる。PCとタブレットを行き来しながら、軽くて持ち運びやすく、メーカーが静かな薄型キーとうたうキーボードが欲しい人が検討する候補になる。

Amazonで見る

ロジクール MX MECHANICAL MINI(茶軸 タクタイルクワイエット KX850CT)は、薄型のロープロファイルキーを採用したテンキーレスのワイヤレスメカニカルキーボードだ。メーカーはスイッチについて、静かなタクタイル、クリッキー、リニアの3種類を用意しており、この記事で扱う茶軸は「静かなタクタイル」にあたると説明している。Easy-Switchで最大3台のデバイスを切り替えられ、USB-Cで充電する。メカニカルらしい打鍵感を残しつつ、音はできるだけ抑えたい人向けの選択肢になる。ただし、クリッキーやリニアなど別のスイッチも同じシリーズにあるため、静音を優先するなら茶軸(タクタイル)を選ぶ必要がある。なお、静かさの程度は使う環境や個人の感じ方で変わるため、オンライン会議での聞こえ方は購入後にマイクテストで確かめたい。

Amazonで見る

ロジクール MX Keys Sは、薄型で充電式、パーフェクトストロークキーとスマートバックライトを備えたモデルだ。本体にもとから傾斜がついていて角度調整用の脚がない点は、好みが分かれるところだ。この商品のレビューの引用は、出典を示せないため載せていない。Easy-Switchで複数デバイスを切り替えられるため、毎日長時間キーボードを使い、PCとタブレットを行き来する人に向いている。

Amazonで見る

購入前に知っておきたい注意点と、その対処

K295では、キーの重さや素材感が気になるという声が見られた。打鍵感や質感は好みが分かれるため、実店舗の展示機で一度試し打ちをしてから選ぶと、購入後のギャップを減らせる。

K380sとMX Mechanical Miniは、どちらもテンキーレスのコンパクト設計のため、通常のフルサイズキーボードとキーの位置や役割が異なる場合がある。乗り換え直後はタイプミスが増えることを見込んで、しばらくは慣れる期間を用意しておいたほうがいい。K380sは浅いキーストローク(1.5mm)のパンタグラフ式なので、深く押し込む打鍵感が好みの人は、実店舗で試し打ちをしておきたい。

MX Mechanical Miniは、メーカー公表の重さが612gと、K380s(415g)よりしっかりしている。持ち運びが多い使い方なら、この差は確認しておきたい点になる。また、メカニカルは「静かなタクタイル」でも、薄型のパンタグラフ式とは音や感触が異なる可能性があるため、静かさを最優先する場合は、マイクテストで確かめてから使い始めるほうが安心だ。

無線タイプ(K295・K380s・MX Mechanical Mini・MX Keys S)は、電池やバッテリーの残量、接続の状態が影響することもある。反応が悪くなったと感じたら、まず電池残量や再ペアリングを試してから故障を疑ったほうがいい。

状況別のおすすめ

公式に静音技術をうたうモデルをまず試したいならK295サイレント、軽くて持ち運びやすく、複数デバイスを切り替えながら使う機会が多いならK380sが候補になる。メカニカルの打鍵感を残しつつ、メーカーが用意する静かなタクタイルを選びたいならMX Mechanical Mini(茶軸)、毎日長時間のオンライン会議や文字入力があり、薄型で複数デバイスを切り替えたいならMX Keys Sが向いている。深夜や早朝の作業が多く、家族や近隣への配慮を最優先したい場合は、メーカーが静音技術をうたうK295や、静かな薄型キーとうたうK380sから選び、購入後にマイクテストで確かめたほうが後悔は少ない。

買ったあと、最初にやること

届いたらまず、オンライン会議アプリのマイクテストで自分の打鍵音がどの程度拾われるかを確認する。無線モデルは、実際に使う予定のPCやタブレットとのペアリングも済ませておく。気になる場合は、キーボードの下にデスクマットなどを敷いて試してみるのもよい。複数デバイスに対応したK380s、MX Mechanical Mini、MX Keys Sは、切り替えのショートカットキーを最初に覚えておくと、日々の作業がスムーズになる。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です